【xbee】Coordinator,Routerの設定
デバイス種別
XBee ZBモジュールが準拠するZigBee規格では、以下に示す3つのデバイス種別が存在します。
デバイス種別 | 概要 |
Coordinator | ネットワークID(PAN ID)の広報や無線CHの選択を行うノードで、ZigBeeネットワーク内に必ず1つ必要。ネットワークの立ち上げ後はRouter動作を行う。常時オンでスリープしない。 |
Router | Device間のデーター中継を行う。End Deviceとしての動作も可能。 End Deviceがスリープ中の場合、一時的に受信データーをバッファリングする。常時オンでスリープしない |
End Device | 末端の端末。中継機能を持たない代わりに、送受信データーが一定時間ない場合はスリープ状態になり消費電力を節減する。そのため、電池で長時間の動作が可能 |
1個はCoordinatorに設定する必要があります。
もう一つは、RouterもしくはEnd Deviceに設定する必要がありますが、
今回はEnd Deviceにしています。ZigBeeならではスリープ状態の実験もしたいためですが、設定開始時にデバイスがスリープしているとエラーになる場合があるため注意が必要です(その場合は再度やり直し)。
Routerにしておけば常時オンのため、このような問題に遭遇することはなくなります。